犬、猫のノミ薬・フロントラインの副作用に関する情報をお届けします。
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フロントラインの毒性
フロントラインの毒性について
フロントラインの毒性については、主成分であるフィプロニルが昆虫特有の機能を阻害することで昆虫に特異的に作用する殺虫剤です。哺乳類に対する、影響はありませんが、アリの巣退治などに使用されている殺虫の成分が主成分には含まれます。また、犬、猫、人に対しては影響がないようですが長期間使用するとどうなるの?といった疑問はあると思います。人に対しての影響はほぼないといわれていても、フィプロニルは残留農薬として基準値が定められた薬品です。摂取しすぎてよいものではないことは確かと思われます。
フィプロニルの数値的な毒性について
(注:以下の数値のフィプロニルがフロントラインに使ってる物とまったく同じかは判断つきません)
経口 LD50>1366 mg/kg
(50%飲んで短時間で死ぬ可能性のある量が1Kの体重に換算して1366mgです。)
フロントラインプラスの場合、1mL中にフィプロニル100.00mg入ってるため、犬2〜10Kg用(0.67mL)では67mgのフィプロニルが入ってます。
例:トイプードル(体重4.0kg)の場合
- トイプードルの体重は4.0Kgなので
- (1366mg×4.0kg)/67=約82本
を飲むと50%の確立で短時間で死ぬかもしれないと言う毒性になります。
経皮 LD50>2000mg/kg
(50%皮膚に触れて短時間で死ぬ可能性のある量が1Kの体重に換算して2000mgです。) - トイプードルの体重は4.0Kgなので
- (2000mg×4.0)/67=約119本
を皮膚に垂らすと死ぬかもと言う毒性になります。